令和3年度 あま市3地区協議体合同交流会 「コロナ禍での地域のお宝発表」

 10月12日(火)七宝焼アートヴィレッジにおいて、3地区協議体合同交流会を開催しました。
前半は、生活支援コーディネーターより七宝・美和・甚目寺の3地区協議体の活動報告と取材させていただいた地域のお宝を発表しました。
その後、ご近所福祉クリエーター酒井保氏を講師にお招きし、生活支援体制整備事業の本質の話を講演していただきました。
後半は、地域のお宝発表として、金岩地区コミュニティ協議会のクリーン活動と伊福地区コミュニティ推進協議会の伊福お助け隊と上萱津地区ふるさとクラブのラジオ体操の発表を行いました。

交流会の様子

 生活支援体制整備事業の本質の話では、団塊の世代が75歳以上のピークを迎える2025年問題は、今と今から生まれてくる子どもたちの問題であり、子どもたちへの負担軽減のため、みなさんの健康寿命を延ばすこと、地域活動に参加し、その中で役割を持つことが大変重要であることを、フレイル(虚弱)予防の観点からお話いただきました。
今は、コロナ禍で社会性が低下している状況。
「正しく恐れて楽しくつどう」ことを考えなくてはいけない。
ほんの些細な気のかけあいが未来に大きくつながっている、とお話していただきました。


酒井 保 氏


交流会の様子


地域のお宝発表

 金岩地区コミュニティ協議会では、クリーン活動はじめ、防犯パトロール、夏祭り等の活動を地域の方々と取り組むことで、今後も安心して暮らせる地域となるように活動されています。
参加された方からは「親子で参加してくれる人が増え、うれしい。
以前、小学生の子から『金岩を守ってくれてありがとう』との言葉をもらい、役員皆が喜び、力になっている。」と話してくれました。


金岩地区コミュニティ協議会 クリーン活動の発表



 伊福地区コミュニティ推進協議会伊福お助け隊は、日常生活の困りごとに対し、ボランティアが生活支援活動を行います。
買い物支援を利用された方は、スーパーまでの送迎や付き添いに対し、大変助かると喜んでみえました。
令和2年7月から開始したばかりなので、役員やボランティアが、地域に根ざした活動ができるようにと話し合いを重ね、日々研鑽しながら進めてみえました。


伊福地区コミュニティ推進協議会 伊福お助け隊の発表



 上萱津地区 ふるさとクラブラジオ体操は、今年で11年目。
毎日続けていることが自発的な介護予防になり、顔を合わせることで安否確認になっています。
ラジオ体操に参加されている89歳の方は、様々なことに挑戦し続けており、皆が目標とする暮らしぶりを披露してくださいました。
民生児童委員の方は、ラジオ体操後の散歩中に気になる方のお宅を外観からのチェックなどで自然な見守りをしてみえました。


ふるさとクラブ ラジオ体操の発表


 3団体の取り組み紹介後、講師の酒井氏より「みなさんの活動が、健康寿命を延ばす素晴らしい活動であることをみなさんが自覚することが大切であり、お互いの取り組みを自慢しあい、評価し共有する場を持つことが大切である」と締められました。

みなさんのまちにある支えあい活動(地域のお宝)を生活支援コーディネーターへ教えて下さい!
後日、取材に伺いますので、下記の連絡先までお願いします。

(連絡先)
 あま市社会福祉協議会地域包括支援センター(介護支援課包括支援係)
電話 052-443-4291 FAX 052-443-5461